2022年8月16日火曜日

独習C#第5版レビュー

 久しぶりのレビューです。

こちらC/C++、Java等仕事で使っていたので、オブジェクト指向プログラミングについては問題なくわかっているレベルです。

今回C#を触ってみようと考えたのは、趣味でunityを使ってみようと考えたからです。


まずこの本の対象とする読者ですが、プログラミング初心者がいきなり手を出すのはやめた方がいいでしょう。リファレンス的な本なので「楽しみながら覚えよう!」といった初心者本ではないです。

最初に手に取るなら「作って楽しむVisual C#超入門」のような難しい事は出来るようにならないけれど、ざっくりとしたプログラミングの楽しさが伝わる書籍を買うべきです。(初心者がひたすらコンソールアプリをビルドしているのを考えると心が痛くなります)


ではこの本の対象読者はというと「C#の初心者を抜け出した人」もしくは「別言語を習熟した人」となります。

対象の読者であれば問題なく読めるでしょうし、トピックも役に立つはずです。

特にJavaが分かっていればかなりスムーズに読めることでしょう。

とはいえ所々にどんな時に使うべきかピンとこない項目はあるものなので、その辺りは実際に開発している最中に有用性に気づくものかもしれません。


短所といえば、仕方のないこととは思いますが、後の章で出てくる項目を読んでからこの項目を読んでください、といった記載が意外と多かったところでしょうか。

要はもう一度読み直すか、もしくは一度読んだ後で開発中に必要に応じて読み返す必要があります。

600ページ以上あるので二度読むのは割と大変かなと。


全体としては読みやすいので、そばに置いてPCをポチポチしていこうと思います。

読んだ人の参考になれば幸いです。

2020年6月1日月曜日

速習TypeScriptレビュー

表題のレビューをします。

今までJavaScriptはずっと使っていましたが、そろそろTypeScriptにも手を出さないと・・・といった感じでした。

本書はJavaScriptには慣れているが、TypeScriptは触ったことがない、という方を対象にしています。
内容はJavaScriptとは書き方が違っている部分を取り上げて、短いサンプルを例としています。

 TypeScriptでソースコードを書く

JavaScriptに変換

実行

 上記の流れでプログラムを作成するため、当然ですがコンパイルする時にエラーにならなくても実行時にエラーが 出た場合にはJavaScriptのどの部分でエラーになっているか見なくてはいけないため、JavaScriptの知識は必須です。
そのため、本書の内容もJavaScriptを理解している事を前提に書かれています。

習熟者にとっては無駄な部分が少なく、ざっと短時間でTypeScriptを書けるようになるのでかなりいいと思います。 これ一冊で大部分をカバーできているのではないでしょうか。 (tsconfig.jsonについて調べてたら、最後に書いてありました・・・)
これからTypeScriptを書いてみよう、という方は一度サラッと読んでおくといいのではないでしょうか。

あとはreadonlyについて補足を
配列やタプルは参照型なので、constを使ってもそのままではデータの変更ができてしまいます。 これは本書で書かれているとおりです。
そこで、以下のように書く事でデータの変更を防ぐことができます。

const DATA: readonly number[] = [1, 2, 3, 4];
const TUPLE: readonly [number, string, boolean] = [1, 'val1', true];

これでデータの追加、変更、削除を行おうとするとエラーになります。
残念ながらこの方法は連想配列では使えないようですが

2020年3月19日木曜日

作って楽しむiPhoneアプリ超入門レビュー

表題の本をレビューします。

自分のスキルはオブジェクト指向言語は色々やっているが、Swiftは他の本で勉強していて躓いたまま、といった感じでした。(SwiftではなくXcodeの使い方で)

本書は全くのプログラミング初心者にお勧めできる本だと感じました。
プログラミング初心者が躓きそうなところを丁寧にカバーしていました。

他の言語経験者は少し物足りなさを感じるとは思いますが、私はこの本を読み進めたあとで前述の本を読むと躓いた部分も進めることができました。
なので最初のとっかかりとしてはお勧めできます。
集中して進めれば二日あれば終わるでしょう。

ひとまず画面遷移、リスト表示、Json受信、画像の取得など一通りの事は出来るようになるので、終わったらWebで情報を調べながら理解を深めるのもいいです。

微妙に気になった部分があったので、そこだけ・・・

P.96
グローバル変数→インスタンス変数だと思います。

P.207
initメソッドでのインスタンス変数への代入がselff付きと無しで初心者にはどういう意味かわかりづらいかもしれない。

次に、私が引っかかって著者に確認して解決した事があるので書いておきます。

ボタンなどのラベルがXcode上で変更してもシミュレーターや実機で反映されなくなった場合、Xcodeのメニューから「 Product」ー「Clean Build Folder」を選ぶ事でキャッシュがクリアされ、次回ビルドした際に変更が反映されるようになります。

この本は初心者でも分かりやすくするために最小限必要になる知識に抑えて書かれているため、詳しい言語仕様を知りたければAppleのデベロッパードキュメントを調べるか、「Swift実践入門」を読むといいと思います。
Swift実践入門はSwift4対応ですが、特に問題はないでしょう。(私も細かいところまでは確認していないので断言はできませんが)
「詳解Swift」は恐らくこの本を読んだばかりのレベルでは辛いです。

結論です。
まず最初に買う本として最適!
新入社員への教育にもとてもいいです。
これからiOS開発をやってみたい・・・という方は是非手にとってみましょう。


2019年8月16日金曜日

基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書Kotlin対応レビュー

表題の本のレビューです。

まず自分のスキルとして、Androidアプリの開発経験なし、Kotlinも経験なし、Javaについては理解しているし開発経験もあります。

全体的によくまとまっていて分かりやすかったです。
一通りよく使いそうな機能は網羅されている印象。
誤字脱字もほとんど見受けられません。

作者が冒頭で記載しているように、Kotlinの言語仕様については説明されていません。
この辺りは別の本やサイトで調べる必要があります。
しかし、Javaの言語仕様を理解していればこの本の内容は理解できます。
この本を読んだあとで改めて開発しながらKotlinでの書き方を調べていけばいいかと思います。

結論としては、ある問題をフォローしてくれさえすればお勧めできる書籍ではないかと考えています。

ただし、いくつか気になる点があるのも確かです。
以下にその部分を書いていきます。

・デバッグについてほとんど触れられていない
デバッグ方法に触れられていないため、何か問題が発生するたびにどこに問題があるのか分からず足止めをくってしまう、実際に自分で開発をしようとすればこの問題は更に顕著になるでしょう。
出来れば最初のあたりでデバッグ方法についての記述が欲しかったところです。

・8章でリストビューのカスタマイズをしたときにエディタで警告が表示されたまま
MutableListにリスト要素を格納する際に引数の型についての警告が表示されます。
実行に問題ないとはいえ、かなり気持ち悪いのは確かです。
これに触れていないのはどうなのかな・・・と感じました。

・Pixel3でアクティビティのライフサイクル以降のサンプルがほぼ動作しない
一番の問題はこれです。
現行のリファレンスモデルであるPixel3で動作しないというのは非常に大きな問題だと思います。
この点については是非ともフォローをお願いしたいところです。
逆に言えば、この点についてフォローが無ければ、どんなに良くできた本だとしても他の人にお勧めすることは難しいです。
追記:
AVD設定時に「Enable Device Frame」のチェックを外し忘れており、これを外すことで正常に動作するようになりました。
筆者の齊藤さんに確認していただきましたが、これが直接の原因である可能性は低く、こういった問題が発生した場合にはプロジェクトのクリーン→リビルドを行えば解決する場合があるとのことでした。

2010年2月24日水曜日

Windowsのセットアップを自動化したい

毎回毎回めんどいんですよね、セットアップ。
やたら時間ばかりかかって。

てなわけで、放置してたら勝手にセットアップできたらいいなー・・・と。
調べてみたらWAIKとかMDTとか、よくわからんものが。
どうもWindowsの更新ファイルを適用した上でイメージファイルを作れるっぽい。

んだが、相変わらずMicrosoftのマニュアルはわかりづらい・・・
何はともあれWAIKとMDTをダウンロードしてインストール。
勘で適当にOSイメージと更新ファイルをぽぽいっと放り込んでみる。




















んで、これをイメージファイルに・・・って、どこでイメージファイルにするんだ?

んー・・・、アプリも追加できるみたいだし、それも含めてまた今度だな( ̄◇ ̄;)

2010年1月18日月曜日

JQueryとか

グループワークでサイト作成したんですが、何かいいアイデアがないか探していて
たまたまJQueryに目が留まったので使ってみました。

なんていうか、プログラミングというより、CSSを使っている感覚でした。
これならプログラミングに壁を感じているデザイナーでも普通に使えそうですね。
実質一行で要素のドラッグができた時には、ちょっと感動しました。

個人的に考えているWebサイト制作のネタとかもあるので、もう少し深く調べてみようと
思います。
見ていて分かりやすかったのは↓のページです。

■Web制作の現場で使えるjQuery UIデザイン入門

他にもCodeZineにも分かりやすい解説があるみたいですが。

2009年12月27日日曜日

合格っ!

行ってきました。
CCENTの試験です。

正直、試験場が遠いので一気にCCNAを受験しようかと思ったのですが、
もし不合格だったときのことを考えると怖くて^^;
31,500円が一気に無駄になった上に半年受験できなくなるのは恐怖です。

てなわけで、受験場へ・・・

最初に免許証と署名入りのカードを見せて室内へ。
チュートリアルが始まり、見終わったので終了を押すと、「採点します」みたいな
表示が・・・(((゜д゜;)))
怖いので画面上部に表示されている時間が終わるまで待つことに。

次に同意とか確認とかを終えるといざ試験!

緊張してるところに、いきなりシミュレーション問題がきてパニックw
普通に分かるコマンドが出てこず、かなりてこずりました。
時間をたっぷり使ったものの、最終的には無事解答。

時間に怯えながらも残りの問題は特に問題もなく進めていき、試験終了。
アドミニストレーターの方に「おめでとうございます」の言葉と共に結果を
手渡されます。
予想外の高得点w
ってか、すぐに結果が出るんですね。気持ちよく年を越せそうです。